学習プログラムの内容と学習目標

■ セミナー3 ■

※前提条件:セミナー2 受講

サポートの中核−−ミッドラインと全体の関係

セミナー3では、中心となるテーマとして、異なるミッドライン(中心線)と、どのミッドラインがどのような場合に統合性と全体性を組織、編成し、維持することに役立つのかを探求します。

発生学的モデルは、構造と機能における生命の表現を支えるフォースを理解する基礎になります。
構造の学習は、中核から表層へと学ぶプログラムとなります。
練習セッションにおいては、脊柱と筋膜システムのパターンと緊張の解消をサポートする技術とツールを発達させることを目指します。
トラウマの解消のためのツールがさらに追加されます。それらのツールを紹介し、練習します。

バイオダイナミック的観点は、クライアントを症状としてではなく、ひとりの人間としてトリートします。このことで、人間という生命体は、その問題を全体的な方法で解消することができます。

 

●学習内容

  • 様々なミッドライン:量子的ミッドライン、第一次ミッドライン、液のミッドライン、構造的ミッドライン
  • バイオダイナミックのフォースとバイオキネティックのフォース
  • 自然のファルクラムと不活性のファルクラム
  • ステート オブ バランスのプロセス
  • 硬膜管
  • 脊柱と脊椎
  • 液とポーテンシー(潜在力)を扱う臨床技術
  • 水平方向の筋膜層:隔膜
  • 後頭三構造:後頭骨、環椎、軸椎
  • 自己調整とストレスにおける自律神経系の機能
  • スティルネスとインハレーションのプロセス
  • 固有のトリートメントプラン 2:ステート オブ バランスに意識を広げる

 

●セミナー3の学習目的

セミナー3の履修後、以下のことができることを目指します。

  • 様々なミッドラインの力学を知覚し、働きかけること
  • 条件付けられた動きとヘルスの現われとの区別
  • 関節構造と筋膜のステート オブ バランスへ働きかけること
  • 椎骨の力学の正常化をサポートすること
  • ヘルスの固有のフォースと協力し、その表現をサポートすること
  • トラウマ的ストレスの解消のための技能を活かすこと
  • スティルネスへ向かうプロセスの違いを識別すること
  • 固有のトリートメントプランの概念をさらに深く理解すること